景気や経済の動き

アメリカの景気後退局面を考える(コツコツ投資が基本)

アメリカの景気後退局面を考える

2019年は、これまでのアベノミクス効果や米国の景気拡大局面が終了するなどのことが言われています。

この予想が外れれば、単にうれしいだけですけど、当たったら資産を積み立てている人にとっては(私もそうですが)、資産の目減りなどが発生して胃の痛い日々が続くことになります。

でも、過去の歴史を見ると、春が来ない冬はない、景気後退が来たら次に来るのは景気の拡大局面なのです。

こうしたことをを書いていきたいと思います。

アメリカの景気後退局面を考えるとダウの下落は過去に何度もあった

リーマンショック級の株価下落など、たぶん、あなたも聞いたことあるリーマンショックという言葉。

これは、2007年頃から発生した景気後退に伴う言葉です。この間、米国の株価は大きく下落しました。

しかし、リーマンショックだけではなく米国では何度も大きな景気後退局面を記録しています。

ダウ平均推移ダウ平均推移(出典:世界経済のネタ帳)

 

米国景気後退の変動要因

1980年から1982年は、いわゆる第二次オイルショックの影響。

第4次中東戦争の影響もあり米国のインフレ率の上昇と、それを抑制するFRB(連邦準備制度理事会=米国の中央銀行のようなもの)が金融引き締めを行った。

1987年は通称ブラックマンデー。同年10月19日の月曜日に史上最大規模の暴落が発生した事件ですね。

2000年から2002年にかけては米国ITバブルの崩壊。この時期、景気拡大に宇伴って大きく株価が上昇していました。さらにエンロンの不正会計事件や9.11の米国同時多発テロなどが発生しました。

直近では2007年から2009年のいわゆるリーマンショック。サブプライムローン関連の信用不安が爆発しました。

 

景気後退局面は来るが、長くはない(歴史が証明)

Mさん
Mさん
景気後退に入った時、どのくらいで回復するかが問題だよね

リーマンショック後、米国は景気拡大局面に向かいます。

株価も上昇基調。どこかで調整が来るであろうことは、だれもがうすうす気が付いていることです。

では、実際に景気後退が来た時に、どのくらいあれば景気は元の拡大局面に戻るのでしょうか。

ここに全米経済研究所という機関があります。

全米経済研究所(ぜんべいけいざいけんきゅうしょ、National Bureau of Economic Research, 略称:NBER)は、1920年創立の非営利的な無党派の民間研究組織である。経済学における実証分析の研究に特化した組織で、 特にアメリカ経済の研究を専門としている。

アメリカで最大の経済学の研究組織で、アメリカ人のノーベル経済学賞受賞者35人中20人が本研究所の関係者である。また過去米国大統領経済諮問委員会委員長の内、12人もそうである。全米中の大学で教鞭をとる1000人を超える教授陣が本研究所の研究員であり、各分野の代表的な研究者である。米国の景気動向の転換点を判定する組織でもある。2010年9月には米経済は2009年6月にリセッション(景気後退)を脱却したとの判断を下した。

(出典:Wikipediaより一部抜粋)

この全米経済研究所が発表してている景気循環を見ると、景気拡張局面と後退局面に分けることができますが、これが非常に興味深いものがあります。

景気後退開始景気後退終了期間その後の景気拡大期間
1981年7月1982年11月16か月92か月
1990年7月1991年3月8か月120か月
2001年3月2001年11月8か月73か月
2007年12月2009年6月18か月景気拡大中

途中、細かい調整時期はありますが、おおむね景気は循環していますよね。

現在の景気拡大局面は2009年6月から始まっており、すでに10年近くになります。なので、いつ景気の後退局面になってもおかしくはないですよね。

でも、ここでポイントは「実は景気後退局面はそんなに長くない」ということです。

表を改めてみてもらえればわかりますが、景気後退局面とその後の拡大局面の期間を比べてみてください。

景気後退が起こった後、その数倍にも増しての拡大局面が訪れていますよね。

米国経済、というか国としての底力というのが如実にわかります。

歴史的に見ても、米国では景気の後退局面が来ても、それは長続きせず、そのあと決まって長い拡大局面が訪れていることがわかります。

景気後退局面は優良銘柄を安く手に入れるチャンス

このように、仮に米国のダウ平均やS&P500指数が景気後退局面は言って下がっても、数字的には回復していくことがわかります。

当たり前ですが、景気後退局面では優良とされている銘柄の株価も低迷することになります。

もちろん、景気後退局面ですから業績自体もあまりよくないことになっているかもしれませんが。

でも、そんなとき、私たちに何ができるかといえば簡単です。

安くなった株を淡々と買います事ができる。

まさにこれにつきます。

先ほども触れたように、米国では景気の後退があれば、その後には必ず拡大局面が来ており、その期間を比較すれば景気拡大局面のほうが圧倒的に長い。

つまり、景気後退局面の間にしっかりと積み上げた株価は、景気拡大局面になってはどんどんと資産拡大につながるということです。

また、インカムゲインとしても株価が低迷したときは相対的に配当利回りは高くなりますから、高配当利回り銘柄を安く手に入れるチャンスでもありますよね。

Mさん
Mさん
景気が後退局面になった時こそ淡々と買い増しするチャンスなんだね
ツレ
ツレ
上記のように景気後退期間は実はそんなに長くならないことが多いですからね!

まとめ:景気後退局面にひるまずコツコツと積み上げよう!

このように、景気後退局面といっても、恐れることは何もない。

もちろん、今まで積み上げていた資産の価値は目減りしていくし、積みあがった含み損で胃がキリキリ痛い。わかりますよ(実際、私もそうですから)

でも、そんな時は安く優良銘柄を変えるチャンスと割り切り、数か月後か数年後に訪れる景気拡大局面に備えて、淡々とコツコツと優良銘柄を積み立てていきませんか?

あなたによりよい未来が訪れますように!

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