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サイバーセキュリティ関連株への長期投資は有望なのかを考えてみる

サイバーセキュリティ関連株への長期投資は今後有望か?

近年、よく聞くサイバーセキュリティという言葉。

そうしたサイバー攻撃を防ぐための技術を持ったたくさんの企業があります。

何となくですが、サイバーセキュリティ関連分野は今後有望そうだな、というのは理解します。

ですが、私たちは投資をするとしたら、実際にお金を出さなければなりませんよね。

今後、サイバーセキュリティ市場がどうなるか。

また、関連株に投資するとしたらどうするのか、ちょっと見ていきたいと思います。

サイバーセキュリティ関連株の投資は今後伸びるのか?

日本 サイバー攻撃日本に対するサイバー攻撃(画像出展:情報通信研究機構)

近年需要を増しているサイバーセキュリティ

企業単位のビジネスではなくても、個人だってスマホ片手にamazonでお買い物、なんてことをやっていますよね。

でも、そのオンラインでお買い物、という中において、あなたはクレジットカードなどの金融情報を含むたくさんの個人情報を登録していますよね。

何気なしにamazonなどの通販サイトに登録した個人情報。

これが流出してしまったら、悪用されてしまったら、これはとってもヤバいことになりますよね。

これが企業や国単位になってくると、私たちの生活そのものが立ち行かなくなります。

銀行にしろ、水道や電気などの公共インフラもすべてオンライン・コンピュータにより、その動きが制御されていますから、そこが攻撃されて機能しなくなったら…。

 

世界で日本でサイバー攻撃は激増している

Mさん
Mさん
激増しているサイバー攻撃辞令をちょっと紹介します。

近年、大型のサイバー攻撃、コンピュータウィルスの事例が報告されています。

よく耳にした事例としては、2016年のアメリカ大統領選挙の際にロシアからのサイバー攻撃があったとされる疑惑もありました。

2017年にはコンピュータウィルス(WannaCry、NotPetya)の攻撃により世界150か国で20万台以上のコンピューターが感染、企業・病院などが操業停止になるなど世界的な被害となりました。

日本でも、2016年に日本年金機構への攻撃により100万人を超える個人情報が流出したり、2018年には仮想通貨を扱うコインチェックが580億円相当の流出被害にあったりしています。

これはサイバー攻撃そのものではありませんが、北海道地震の際のブラックアウトやソフトバンクの通信障害もありました。

このように日本のみならず世界のいたるところで、多くのサイバー攻撃などによる被害が報告されています。

今後ともサイバーセキュリティの防御と攻撃との間で激しい戦いが繰り広げられていくことになるでしょう。

ちなみに、上の画面は日本が今現在、まさにこの時にどのくらいのサイバー攻撃を受けているかを動画の形で可視化したもので、情報通信研究機構が公開しています。

ものすごい勢いでの攻撃がなされていることがわかりますよ。

このように、大型の事例だけでなく、私たちは常日頃サイバー攻撃の脅威にさらされていると認識したほうがいいですね。

Mさん
Mさん
改めて見てみると、この情報通信研究機構のサイトの動画、気持ち悪いな。
ツレ
ツレ
それだけ多くのサイバー攻撃があるってこと!

政府もサイバーセキュリティに本腰を入れ始めた

こうした中、日本政府も本腰を入れ始めました。

というのも、日本でも近年多くのサイバー攻撃やその被害が報告されています。

また、2020年にオリンピックも控えています。

サイバーセキュリティの関連予算は大きく増額され、各省庁において所管の枠組み内における情報セキュリティに関する関連予算が組まれています。(平成30年概算要求621億円 → 平成31年度概算要求831億円)

さらに、2019年には電力・水道といった重要インフラの14分野におけるサイバー防衛対策に関する安全基準の指針を改定するとしています。

ツレ
ツレ
わけわからない予算を付けるよりも、こういう重要政策にきっちりと予算を付けてほしいよね!

 

サイバーセキュリティ関連マーケットの未来は明るい

Mさん
Mさん
マーケットはどんどん拡大していく感じです!

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール社が発表したレポートによりますと、サイバーセキュリティ関連市場は大きく拡大する見通しです。

同レポートでは、2017年度はサイバーセキュリティ関連売上が2750億円、2022年度には4100億円まで拡大すると予測しています。

サイバー攻撃セキュリティに対する関心、というよりむしろ必要性が急激に増しており、高度に専門的な知識が必要になっているということですね。

 

サイバーセキュリティ関連銘柄の今後の展望

以下、主だったサイバーセキュリティ関連企業の株価動向(5年)を紹介します。

この他にもたくさんの企業がありますが、あくまで目についたところ
トレンドマイクロ(4704) 5年トレンドマイクロ(4704) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)
テリロジー(3356) 5年テリロジー(3356) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)
デジタルアーツ(2326) 5年デジタルアーツ(2326) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)
JIG−SAW(3914) 5年JIG−SAW(3914) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)
FFRI(3692) 5年FFRI(3692) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)
ラック(3587) 5年ラック(3587) 5年(画像出展:ヤフーファイナンス)

 

いかがでしょうか?

一言にサイバーセキュリティ関連銘柄といっても、その株価動向はこのようにチャートにするとよくわかります。

トレンドマイクロやデジタルアーツは東証一部上場企業として、しっかりとした安定経営を行っていますね。

これらの企業は、昨今のサイバーセキュリティに対する需要と、アベノミクス効果によりしっかりとした右肩上がりのトレンドを見せています。

他方で、その他については現在は比較的落ち着いている状態といえるでしょう。

しかし、その他企業はマザーズなどの新興市場銘柄です。

これは何らかの好材料が発生したときには急騰する可能性が非常に高いですね。

ただし、何ら材料もなく急騰・急落することもあるので注意が必要

 

(投資方針)サイバーセキュリティ関連市場は有望だが個別株の売買には注意が必要

Mさん
Mさん
結論から言えば、配当もイマイチだし、正直、個人的には超長期の保有はいかがかなぁと思うところです。

このように、一般的にサイバーセキュリティ市場は拡大傾向にあります。

しかし、それを実際の個別株に当てはめると、全てが右肩上がりというわけではありません。

その時々の景気の動向、個別社のニュースなどに注意を向けなければなりませんね。

例えば、何らかのサイバーセキュリティ攻撃などが大きく報道された時、これらの株価は一気に上昇します。

こうしたときに、少数単位でもそれらの株式を保有しておけば一気に資産を拡大させることができますね。

ただし、これらの銘柄はそのあと急落を見せています。

したがって、これら新興市場銘柄においては日々のニュースをしっかりチェックしつつ、保有する株式単位はなるべく最小限にすること。

また、東証一部銘柄は特に景気全体の動向に気を付けること。

サイバーセキュリティ市場が拡大していても景気動向により株価が下落することはよくあります。

これらの点が重要ではないかと考えるところです。

 

まとめ:サイバーセキュリティ関連株の投資はスイングトレード向きか

まとめます!

  1. サイバーセキュリティ分野は伸びしろがあり政府も力を入れている。
  2. 有望分野だが、個別の企業の選定(どれに投資するか決めるのは)は難しい。
  3. まだ小粒な企業が多い、配当も微妙なので超長期保有はイマイチか。

 

いうまでもなく、サイバーセキュリティ分野は有望でしょう。

しかし、関連企業はまだまだ発展途上であって、この先大きく育つかのかどうかは、よくわかりません。

株価の上下も非常に激しいことがよくありますし、配当もそんなに高いとは言えません。

このため、個人的には超長期の保有銘柄、ポートフォリオの対象としてはイマイチ不適格かな、という気がします。

しかし、今後伸びる市場であること、当たれば大きく株価が上昇する(=資産が増える)ことから、トレードを行うなら短期・中期的なトレード対象とすることがリスクを減少させるうえでも適当ではないかと思うところです。

あなたによりよい未来が訪れますように!

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