景気や経済の動き

デジタルマネーによる給与支払いについて、あなたはどう思いますか?

デジタルマネーによる給与支払い

政府がデジタルマネーによる賃金支払いを認められるようにするような議論が、近年高まってきています。

すでに、コンビニや通販を始めとして最近さまざまなキャッシュレス決済サービスが普及し始めていますよね。

そんな中で、給与の支払いのみが銀行振り込みというのは遅れている、と考えるタイプでしょうか。

それとも「別に銀行振り込みでいいじゃない」と考えますか?

そもそも給料は現金で払うのが法律だった

そもそも給料は現金で支払うのが法律事項であることを知っていますか?

これは、労働基準法という法律において、賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない、という条文があったためです。

え? では、銀行振り込みは? と思うじゃないですか。

これは、あくまで例外措置という位置づけなんだそうです。

これによれば、①同意があって、②本人名義の口座に振り込まれ、③給料の支払い日に引き出せること、というのが条件だそうです。

なぜ、こんなことをしているかというと、業績が悪くなった企業が自社の製品を現物支給しようとすることを法律によって防ぐためとされており、その例外としての銀行振り込みということのようです。

なるほど納得の理由ですね。

 

なぜ、デジタルマネーで給与を払うという議論が出てきたのか

なぜ、デジタルマネーで給与を払うという議論が出てきたのか

最近の議論においてデジタルマネーでの給与支払いが議論されている背景はいくつかあります。

ただ、大きく分けて次の二つとされているようですね。

①外国人労働者の受け入れ緩和

②キャッシュレス社会の推進

外国人労働者の受け入れ議論

最近の議論においてデジタルマネーでの給与支払いが議論されている背景の一つは次の通りです。

急増する外国人労働者の給与支払いのため

政府は外国人労働者の受け入れ緩和に近年積極的です。

その背景としては、人口減が進む日本社会において、単純労働や介護などの労働力が不足していることにあります。

また、グローバル社会の中での人材交流なども念頭に置かれているようです。

ここで問題となるのは、外国人に対しては一般的に銀行口座の開設が非常に困難なことがあげられます。

したがって、もともと外国人労働者が持ち合わせているスマホのアプリなどにチャージする形で給与の支払いが行われれば、銀行を通す必要はないということのようです。

 

LINEペイやPay Payなどのキャッシュレスサービスが普及し始めている

もう一つの背景は次の通りです。

キャッシュレス化社会の推進

最近は、どんどんキャッシュレス化社会になっています。

あなただって、普通にクレジットカードを使ったり、SUICAにチャージしたり、最近ではLINEペイやPay Payといったサービスも普及しています。

したがって、何も給料の支払いをすべて現金というより銀行振り込みだけにせずとも、最初から、こうしたキャッシュレスサービスを使いやすくするため、という議論が出てくるのは理解できますね。

政府も、こうした動きをバックアップするように議論を始めたということです。

面白い議論として、海外送金間を円滑にするという記事を見つけました。

これによれば、銀行間の電信ではなく、デジタルマネーによって海外送金を瞬時に行うことができるということです。

なるほど、こういう利点・視点もあるんですね。

 

キャッシュレス化による弊害

キャッシュレス化による弊害キャッシュレス化による弊害はいろいろある

ただし、キャッシュレス化による弊害はいくつか考えられます。

  1. セキュリティ問題
  2. 電子マネー事業者の経営破綻
  3. 中小商店におけるキャッシュレス対応

その中で最も大きな懸念となりうるのはセキュリティ問題ですね。

キャッシュレス化の進展に伴い、セキュリティ面の問題が大きくクローズアップされていますね。

実際、関連する不祥事などがたくさん起きています(コインチェック事件など)。

はやり目に見えないデジタルマネー。

私たちに身近な問題としてはセキュリティ問題は非常に気になるところです。

また、電子マネー事業者の経営破綻も弊害の一つになりえます。

現在は、株式や預金などは保全する仕組みができています。

しかし、例えば仮想通貨などはその仕組みがまだなようで(そもそも価値がかなり変動する)、こうしたときの資金保全などについては、しっかりと対策をしておいてほしいものです。

中小の小売店などによるキャッシュレス対応も弊害の一つとなりますね。

しかし、これはあくまでも事業者のほうの問題。政府としてもこれには専用端末導入のための支援策などを予算に盛り込んだりしていますね。

 

キャッシュレス化におくれている日本

この表を見てください。

世界のキャッシュレス化キャッシュレス化の現状(出典:経済産業省)

日本のキャッシュレス化は非常に遅れていることがわかりますね。

意外と進んでいるようでいて、なかなか進んでいないが実態のようです。

実際、私などはほとんどキャッシュを使いませんが、見ているとコンビニなどでは普通に現金で払う人も多いですよね。

多分、これには①現金の匿名性、②現金の信用性、③クレカ加盟店がまだまだ少ない、などの理由があるんでしょう。

でもね、このままでいくわけないと思うんですよ。

確かに現金は匿名性もあっていいんですけど、はっきり言って小銭って面倒くさくないですか?

それならカードやスマホをサクッとかざして決済ができる、しかも、マネーフォワードなどを使えば資産管理もできるっていうツールがありますからね。

今後は、個人レベルではどんどんとキャッシュレス化が進んでいくと思いますし、そもそもそうでなければならないと思いますね。

まとめ:日本はどんどんキャッシュレス化を進めるべきだと思う

給料をデジタルマネーによって支払う。

キャッシュレス化の進展。

これは、個人間の決済の利便性のみならず、これから少子高齢化を迎える日本が外国人材を受け入れる重要な要素だと考えます。

このためにも、社会全体としてどんどんキャッシュレス化を進め、政府としても、まどろっこしい法律や規則は柔軟に変更しつつ対応してほしいと切に思いますね。

あなたによりよい未来が訪れますように!

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