景気や経済の動き

戦後最長の景気拡大? 景気が下降になるフラグか?

戦後最長の景気拡大? 景気が下降になるフラグか?

2019年1月、政府が発表した月例経済報告では、現在の景気の拡大が戦後最長になるであろう可能性が示されました。

しかし、その実感は薄いとされています。

実際の数字としての実質成長率も、過去の高度成長期の「いざなぎ景気」、平成に入ってからの「いざなみ景気」に及ばないとしています。

実感としても、確かに総務省が出している家計調査報告では可処分価格はいくらか上向いているのかもしれませんが、はっきり言ってそれを実感している感じではないですよね。

それより、老後とは言わずとも、今後、給料・ボーナスはどうなるのか、子供の養育とかお金かかるしなぁ、と不安が先行しちゃってますものね。

こうした中、しっかりと資産運用に取り組む必要があることは、このブログの中でも書いてきました。

しかし、そうはいっても、含み損になるのはやはり気持ちが悪いもの。

これまで株価はわりと上昇基調でしたが、2018年後半よりやや停滞気味。

景気が戦後最長と、政府は言っていますが、これってやっぱりフラグじゃないか。そもそも、もう株価にはそれが反映されているんじゃないか?

確かに、そうに思いますね。

戦後最長の景気拡大? 景気が下降になるフラグか?

月例経済報告は景気後退のサインか?景気後退のサインか?
Mさん
Mさん
月例経済報告が戦後最長の景気拡大になる見込みであることが示されました。
しかし、今後とも景気は拡大していくのでしょうか?
私にはそうは思えません。
今回の発表は壮大なフラグではないか、そんな感じがします。

景気拡大局面というのは過去、確かに存在しました。

実際に、数字でも裏付けられておりますし、政府もそれを認定してきました。

個々人の実感という不確定なものでなくて、しっかりとした数字なので、それはそれで信用できるものであると考えます。

しかし、資産運用をしている私たちとしては、株式相場の状況がどうになるか、それが一番の関心ごとですよね。

ツレ
ツレ
もちろん、物価上昇とかあるけど、投資していたら株価のマイナスはやっぱり嫌なものです。

この先に待ち受けるリスクはたくさんある

Mさん
Mさん
この先に待ち受けるリスクは多い。
マクロ経済に関係するニュースには注意を払う必要はありますね。

以前、【景気循環】景気はピークに達したのか?(景気の波を考える)という記事でも書きましたが、今後には様々なリスクが存在しています。

米国の景気先行き不安、消費税増税、米中貿易摩擦、北朝鮮問題など。

さらに、最近では中国も自動車販売が下火になるなど景気減速の懸念が出てきていますね。

一度、景気が下降線をたどると、なかなかそれを抜け出すのは大変です。

もちろん、各国政府も様々な対策を打って、それがうまくいけば、景気後退期間は意外にも早く解消するかもしれませんが。

景気が後退すると株式相場には以下の現象が現れます。

  1. 日経平均とかダウ平均などの指数が悪化し、インデックスファンドの値も下がる。
  2. 個別企業単位でもビジネスは調子がいいのに、株価が下がる。

そうすると、インデックスファンドを積立てている人は個別の指数に従って値が下がりますね。

また、個別社の株式を買い増ししている人も、ビジネスは調子がいいのになぜか株価が下がってきて含み損になってくる。

こうした現象が起こる背景としては、全体的に考えれば、それは景気後退というものであって、その原因となるのが、いくつかのリスクとなるわけです。

したがって、これらのマクロ経済に直結するニュースにはちょっとだけ神経を払う必要はありますね。

 

いつが景気の底になるか、そもそも今が株高なのか誰にもわからない

Mさん
Mさん
それでは、景気が底の時にたくさんの株を買おう、といってもどこが底かなんて誰もわかりません。

これは当然ですね。

株価(指数)が下降線に向かうと、景気後退だ、底を待とう、という感じにもなるかもしれませんが、いつが底なのかなんて誰にもわかりません。

しかしながら、2018年に入っても株価の停滞と、2018年後半に発生した19,000円割れという現実。

さらに言えば、今後発生する可能性が極めて高いであろう、アメリカの景気後退局面。

ここから考えると、今回の政府による「景気が戦後最長になった」という発表は、逆を返せば景気後退に向かう、というフラグとも考えることができるかもしれません。

ただし、実際は、その19,000円割れが今後の景気後退局面における株価の底値だった、ということもあり得ます。

つまり、どこが底かなんて誰にもわからないということです。

 

景気は循環するというのは歴史が証明している

景気は循環するというのは歴史が証明している景気は循環するというのは歴史が証明している
Mさん
Mさん
安心してください。
景気は循環しています。

景気は循環しています。

景気拡大局面、それに続く後退局面を繰り返して、戦後ずっとやってきました。

したがって、仮に現在の景気が上昇局面にあって、それが下降するっことも歴史の一部でもあります。

日本の場合、景気後退局面でも戦後最も長かった時でも、昭和50年代初めから中ごろにかけての36か月でした(他はもっと短い)

だから、資本主義経済が続く限り、景気後退はやってきて、そして復活することになります。

その時、当然ながら、株価も戻ってくることになるでしょう。

まぁ、今年の株価はちょっとやばそうですけどね。。。

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米国の株価指数は右肩上がり

Mさん
Mさん
ただし、日本よりも米国のほうが、力強いということは数字が証明しています!

ここで、日本ではなく、アメリカの株価動向もちょっとおさらいしておきましょう。

アメリカの場合、もちろん景気後退局面はあります。

しかし、その後の景気拡大局面が、日本に比べたら段違いに長く力強い。

実際に、歴史的に見ても株価はずっと右肩上がりです。

当然、途中には様々な経済的混乱などが発生して、株価調整局面を迎えることがあっても、長期的に見れば指数は右肩上がりなのは歴史が証明しています。

ダウ株価平均推移ダウ株価平均推移(画像出展:世界経済のネタ帳)

 

こうしたアメリカの力強さ、回復力のありようを見ると、日本株以上にアメリカ株への投資を考えるのも十分あり得る話です。

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まとめ:景気の動向は見る必要はあるが過度に心配しすぎない!

まとめます。

おそらく、今回の「景気が戦後最長になった」とする発表は、今後の景気下降局面に向かうフラグでもあります。

しかし、株価そのものを考えた時に、いつが底かなどは誰も予測しえない。

そうすると、今後が心配になって過度に貯金だ、無駄遣いを減らそう、とどんどん消費が落ちてきて、どんどん経済が冷え込む。

しかし、皆が将来を悲観してお金を使わず「貯金」をしている間にも、しっかりとした資産運用、それはコツコツと指数連動のインデックスファンドや株式を積立てて、配当金などから資産の拡大を図ることが、大切だと思います。

繰り返し言っていますが、景気は循環し、後になって底であったところでしっかりと積み立てられた人が、景気上昇局面において資産をどんどんと拡大していく。

こういうことにつながるんだと思いますね!

あなたによりよい未来が訪れますように!

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