衝撃のニュース!
egg復刊…。
eggが遂に雑誌で復活!?このツイートが1万RT達成すれば、5月にeggが雑誌で復活します!日頃の感謝を込め、egg編集部から100名様に100冊eggをプレゼントします。応募方法はeggをフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/31まで。当選者にはDMします!#egg復活 #ギャルが一番かわいい pic.twitter.com/bfyhgtnblU
— egg (@new_eggofficial) 2019年1月25日
といっても、私は男ですが…、あまりこれを言うと「もうおっさんだな」とか言われそうですが、私の青春時代の一ページには、やや後期かもしれませんが、ギャルという存在は確かにありました。
当時はテレビにも、eggをはじめとした雑誌でもよく見かけていたような記憶があります。
さて、それはともかく、今回、懐かしの雑誌が復刊ということですが、ちょっとだけ視点をずらして、株が買えるかどうか・投資ができるかどうかという視点で見てみたいと思います。
目次
egg復刊 復古版から新しいビジネスの展開なるか?
待ち受ける出版不況…だが?
eggは、2014年5月でいったん休刊になりましたが、その後、2018年3月に「web版egg」として復刊、今回2019年1月に雑誌として復活をするようです。
一般的には雑誌メディアは非常に苦境に立っているとされます。
調査会社である出版科学研究所によれば、2018年の紙と電子を合わせた市場規模(推定販売金額)は前年比3.2%減の1兆5,400億円であったとされます。
この通り、出版ということ全体についてみれば、市場規模の拡大は今後は難しいかもしれません。
他方で、電子市場については11.9%増の約2,500億円となっています。
これは、いわゆるコミックの伸びが大きく作用したものとされます。
このように、実はメディア媒体を変えることによって、優良なコンテンツであれば、各個撃破=その雑誌なりコンテンツの売り上げは伸ばせることができそうです。
実際に、よく売れるマンガなどは本当に天井知らずの売上ですからね。
かつての読者層? 新しい読者層?
新しいeggはだれに訴求してるか?
eggの編集長である赤荻氏のインタビューなどを見ると、新eggの軸となるのは『ファッション』、『ビューティ』、『エンタメ』、『アニマル』の4つだそうです。
この中で、かつての読者層には、いわゆる「アニマル」が訴求でき、新しい読者層には、それ以外の3つで訴求するとしています。
そういう意味では、一応、かつての読者層、それから新しい読者層の二つのレイヤーに分け、それぞれ訴求するポイントが分かれていることになりますね。
永続的なビジネスになりうるのか?
実際に投資するかどうかは別にして、長期投資できるか、という視点で見てみます。
長期投資をする際の一番のポイントは企業そのもので永続性やビジネスについてです。
今回は、このビジネスの永続性に絞って考えてみます。
そもそも基本的には10代後半をターゲットとしており、キーワードが「ギャル」です。
少子高齢化とは言っても10代後半女性は次から次へと入れ替わりますから、市場としては膨大なものになります。
他方で、キーワードたる「ギャル」という部分で、その永続性がどこまであるか。単なるブームで終わりはしないかという点です。
おそらくそのためでしょうが、エンタメやファッションなども取り入れて幅広く展開をしつつ、かつての読者層にも「アニマル」という分野を作って訴求しようとしていますね。
ただし、その訴求が時代が変わっても次々に入れ替わる10代後半女性に受け入れられるか、というところです。
あまりに「ギャル」を前面に出してしまえばブームが去った時に売り上げは落ちるでしょう。
しかも、エンタメやファッションでは先行雑誌や媒体に非常な強みがあります。今まで買っていたファッション雑誌を辞めるか追加してeggを買わせることができるかどうか。
この点を考えると、egg編集部の努力は当然としましても、永続性ということについては、なかなか難しいのではないか、ということができるとは思います。
ただし、これをきっかけとした新しいビジネスはどんどん生まれるかも
しかし、私自身はきちんと理解はできませんが、着眼点は大いに良しではないでしょうか。
仮にeggというビジネスが永続性を持たなくても、ギャルという着眼点を拾って、実際に復刊させるというのは非常に素晴らしい、と素直に思います。
完全に新しいものではありませんが、それでも新ビジネスにはなっています。
かつて流行っていたものを復活させ、当時のお客の層に訴求するだけではなくて、新しい装いで現代にも訴求する。
これが、今回のeggの場合は「ギャル」というキーワードをベースとして、ファッションやエンタメに拡大させようとしていることでしょう。
全ての新ビジネスとそのモデルがeggと関係するわけではありませんが、このようにやって新しいビジネスが生まれるという手本の一つでもありますね。
しかも、今回の復刊を企画したegg編集部の編集長は1997年生まれだそうです。
まとめ:頑張ってほしい
正直に言えば、私はeggは今後も読まないでしょう。
しかし、「ギャル」というキーワードにビジネスのチャンスを新たに見つける、しかも、それが若い。
こうした行動力は本当に素晴らしいと思いますし、ぜひ頑張ってほしいと思います。
こうした実際の行動力は羨ましいですね。
社会に出ると、昔抱いていた気持ちをどんどん忘れて現実に流されている自分がいるんですよね。
あなたによりよい未来が訪れますように!