景気や経済の動き

景気が悪化? 株価の動きは? IMFが世界経済成長を下方修正 

景気が悪化? 株価の動きは? IMFが世界経済成長を下方修正

あなたもご存知の(?)、IMF(国際通貨基金)は世界経済の減速を予測しました。

え? IMFを知らない?

ミッションインポッシブルのIMFじゃないよ。

ツレ
ツレ
怒るぞ…。

IMFとは、国際金融、並びに、為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関です。

加盟国の経済悪化などの時に資金を融資するなど、経済安定を仕事としている機関ですね。

そのIMFが、2019年の世界経済のこれまでの予測を下方修正したというので、ちょっとしたニュースになっています。

しかし、細かいマクロ経済の分析などではなくて、私たちが気を付けなければならないのは株価の動向ですよね。

今回はそんなことについて書いていきたいと思います。

 

景気が悪化? 株価の動きは? IMFが世界経済成長を下方修正を発表

IMFが世界経済成長IMFが世界経済成長予測(出典:IMF)
Mさん
Mさん
まず、IMFが発表した世界経済の下方修正の内容から見ていきます。
やや驚きなのは、日本は上方修正がなされていることです。

世界経済成長は鈍化する

まず、そもそもIMFは報告書の冒頭で世界経済は減速するとしています。

The global expansion has weakened. (出典:IMF)

そして、世界経済成長が3.5%となることを予測しました。

これは、前回予測に比べて0.2%下方修正をした数字となります。

The global economy is projected to grow at 3.5 percent in 2019 and 3.6 percent in 2020, 0.2 and 0.1 percentage point below last October’s projections. (出典:IMF)

経済減速の理由としては、米中貿易摩擦に加えて、欧州での経済リスク、トルコ経済の縮小など幅広い要因があげられています。

日本については上方修正

世界経済については下方修正が行われましたが、先進主要国ではどうでしょうか。

以下、簡単にIMF予測を上げたいと思います。

2019年2020年特記事項
米国2.5%1.8%減税措置の効果が減少する
中国6.3%6.4%景気刺激策を実行するも米中貿易摩擦や金融引締めを実施することから鈍化する
欧州1.6%1.7%特にドイツでの消費の弱まり、イタリア内需弱まり、フランスは労働争議などの影響。2019年は0.3%下方修正
日本1.1%0.5%景気刺激策が功を奏し、0.2%の上方修正

これを見ますと、一見すると日本が弱いようですが、これでもIMFは経済成長を上方修正しています。

理由としては、2019年10月に消費税増税となりますが、そのためにとられる景気刺激策(additional fiscal support)が功を奏するとIMFでは分析をしているようです。

This revision mainly reflects additional fiscal support to the economy this year
(出典:IMF)

正直言うと、消費税増税前には駆け込み需要で盛り上がるけど、そのあとの反動はひどいものになるんじゃないかと思うところではあります。

 

今後の株価推移について

Mさん
Mさん
今度は、今後の景気・株価動向についてみていきますね。

日経平均、全体的に見れば減速であってもおかしくはなさそう

日経平均株価推移日経平均株価推移(画像出展:世界経済のネタ帳)

日経平均は、2012年のアベノミクス登場以来、基本的にずっと右肩上がりで来ていました。

その意味では、景気がずっと拡大している状態ですから、そろそろ…、という感じがしないでもないです。

個別株の動向についてはその企業そのものの業績などもありますので、一概には言えません。

しかし、一般的に景気が割る状態が続くと株価は下がりますし、それは企業業績とは関係なく落ちる場合もあります。

したがって、途中の調整はありつつも右肩上がりで来ていた日本の株価の今後の動向については、やや悲観的な見方はあるのかな、という感じです。

ただし、この場合でも、やはり景気は循環しています。

実際に株価動向にしても景気後退・拡大局面を交互に繰り返しながら推移していますよね。
※バブルの時は別ですけど。

したがって、景気が後退し、株価が低迷するときも来るけど、そのあとはやっぱり景気が回復し株価も戻ってくる。

そういう流れになると思われますよね。

 

米国株価も同様、だが、アメリカの場合はすぐに復活する

では、海の向こうのアメリカはどうでしょうか。

IMFの経済予測では、アメリカの経済成長については若干先行きが暗いということが示されています。

でも、私たちが気になるのは株価動向。

ダウ平均推移ダウ平均推移(30年) 画像出展:世界経済のネタ帳

以前も、別記事で紹介しました、アメリカのダウ株価平均の推移です。

これはここ40年近い株価の動きで、やや長期的に過ぎるかもしれませんが、綺麗な右肩上がりを示していますね。

また、アメリカの景気循環は非常に活発で、景気後退局面があってもそんなに長期間は続かず、再び景気拡大局面が来ることは歴史が証明しています。

これは、資本主義経済というものが終わらない限りは、少なくともアメリカにおいてはこの傾向が続いてきたという歴史があります。

遠い未来のことはわかりませんが、少なくとも長期的に見れば、アメリカは途中の調整局面があっても拡大しつつづけたということですね。

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まとめ:景気減速結構、安くなったら買います!

このように、IMFの経済予測によれば、世界経済の減速が予測されています。

株価も、ここ数年で調子がよかったものが、いったんは調整されるかもしれません。

しかし、インカムゲイン(=配当)狙いの個別株投資やインデックスファンドであるなら、途中の景気後退・株価低迷時期はすでに織り込み済み。

そういう時期には含み損が出ますが、しっかりと耐え抜き、しかしそういう時には株価は安くなってむしろたくさんの株数が買えると喜ぶべきですよね。

今日もしっかり働き、どんどん株を積み増していきましょう!

あなたによりよい未来が訪れますように!

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