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大阪なおみ選手とヨネックスの関係は長期株式投資の面白さを教えてくれた

大阪なおみ選手とヨネックスの関係は長期株式投資の面白さを教えてくれた

2018年の全米オープン優勝、2019年の全豪オープン優勝!

大阪なおみ選手、おめでとう。

この連続優勝で日本人はおろか、アジア人でも史上初の世界ランキング第1位という快挙を成し遂げた大阪なおみ選手。

凄いですね!

この大阪なおみ選手の活躍は、別の観点で言えば企業(ヨネックス)における投資戦略の大成功モデルの一つともいえる事例だったことがわかっています。

実は、このヨネックスの投資戦略、私たちが株式投資をするにあたって結構参考になりそうなことが多いのかな、と思いまして本日の記事にいたします。

大阪なおみ選手とヨネックスの関係は株式投資の面白さを教えてくれた

ヨネックス経営理念ヨネックス経営理念(画像出展:ヨネックスHP)
Mさん
Mさん
ちょっと強引なこじつけになるかもしれないけど、ヨネックスの投資戦略は、有望な銘柄を探す我々にも参考になる考えかも知れないです。

それでは実際に、大阪なおみ選手とヨネックスがどのような関係にあるのか。

それが投資とどうにに結び付くかについてみていきたいと思います。

ヨネックスが大阪なおみ選手のサポート

ヨネックスが大阪なおみ選手とのスポンサー契約を結んだのは、大阪なおみ選手が10歳のころ。

この頃の大阪なおみ選手は、まだジュニアの大会などでもあまり良い成績が出ず、お姉さんと二人で一生懸命練習していました。

しかしながら、お父さん(ハイチ人)とお母さん(日本人)との間で生まれて、3歳で渡米した大阪なおみ選手のおうちの暮らしはあまり裕福ではなかったともいいます。

そこで、お母さんの環(たまき)さんは、ヨネックスの米山会長に直筆でスポンサーになってほしい旨の依頼の手紙を出したそうです。

その後、ヨネックスの駐米スタッフが大阪なおみ選手の実力を確認し、ヨネックスがスポンサーになったという流れで、今日まで続きます。

 

ヨネックスは中長期投資が上手

Mさん
Mさん
ここからはヨネックスの企業戦略の話です。
単なるバラマキ投資ではなく、きちんと先を見据えた投資を行っているのがよくわかりますよ!

ヨネックスが大阪なおみ選手へのスポンサーにはなりましたが、ヨネックスとしては大阪なおみ選手が大化けするかなんていうのは、その時にはわからなかったと思います。

しかしながら、中長期でテニスファンを獲得していくということが、ひいては企業としての売り上げ・認知度を獲得していく、という戦略の一環として、多くのジュニアのサポートにを行っているそうです。

これは単に、大阪なおみ選手が全米・全豪オープンで優勝した!ヨネックス株価が急騰した!やったね!という一過性のものにとどまらないことを意味します。

つまり、中長期的にテニス人口が増えれば、ヨネックス自体の売り上げも伸ばせる、という冷静な投資判断のもとにサポートを行ったと考えることができます。

世界的に著名な契約選手の活躍に連動した広告宣伝活動を展開し、ヨネックスブランドの魅力と優位性を訴求するとともに、ジュニア選手の育成や大会協賛を通じて競技の普及発展に注力し、マーケットの創造拡大に努めております。 (出典:ヨネックスIR資料)

ツレ
ツレ
また、テニスだけではなくバドミントンでも同じような戦略とをっています。

ヨネックスは、テニスというよりむしろバドミントンでよく知られた存在です。

私自身はバドミントンはあまりやりませんが、それでもテニス用品を買いにスポーツショップなどに行くと、隣にバドミントンコーナーがあって、シューズやラケットなどが置いてあります。

そして、やはりヨネックスの製品が多い。

他方で、テニスもそうですが、今後日本国内では大きな売り上げの上昇は少子高齢化などの進展とともに、あまり見込みが薄い。

そこで、ヨネックスとしては積極的にアジアを含む世界戦略に打って出ました。

当社はバドミントンを柱にアジアを中心とした海外における販売基盤の構築に注力し、中長期的な海外事業の強化を図ります 。(出典:ヨネックスIR資料)

ヨネックス売上 地域別ヨネックス地域別売上(出典:平成30年3月期 決算短信)

中国を含むアジアは人口的にも巨大市場であり、日本とは異なり、今後も伸び続けることが予想されています。

これに対して、ヨネックスとしてはアジアを中心とした広告・販売戦略を近年積極的に展開してきています。

結果として、ヨネックスはバトミントンの用具に関する第一の企業というブランドを手に入れることになります。

このように、ヨネックスととしては中長期的目線で企業活動・投資を行っていることがわかります。

この点、我々のような中長期で株式を保有すると考えてる投資家にとっても、ヨネックスの企業戦略はとても参考になるところがありますよね。

 

(おまけ)大阪なおみ選手の国籍問題。日本テニス協会もいい投資を行った!

Mさん
Mさん
ちなみに日本テニス協会も、ある意味ではよい投資を行ったと考えることができます。

これは、ヨネックスとも似ていますが、やはりジュニアのころから大阪なおみ選手をサポートしてきました。

その際に、目利きがよかったのかもしれませんが、まだ無名時代の大阪なおみ選手に対して、日本のナショナルトレーニングセンターで練習できるように取り計らったとされます。

大阪なおみ選手が強くなるにつれて、二重国籍先である米国のテニス協会も強力なアプローチを仕掛けてきたとされます。

しかし、大阪選手のお父さんは、幼少の頃より支援をしてくれた日本に対しての恩義から、日本選手としての登録をし続けているといいます。

これも、ある種の先見の明といってもいいですよね。

 

ヨネックスそのものへの長期投資

ヨネックスそのものへの長期投資ヨネックスへの投資はどうなんだろうか?
Mさん
Mさん
ここからはヨネックスという企業に対する長期投資の観点です。

それでは、私たちが長期投資先として、売上・財務状況、そして配当利回りの観点から、ヨネックスが妥当かどうかを考えてみます。

ヨネックスの売上・財務状況

ヨネックスが長期投資に有利かどうかを考えてみます。

ヨネックスの売り上げは、近年順調に推移していると考えてもよさそうです。

ヨネックス売上高推移売上高推移(出典:ヨネックスIR)

 

次に、売上高営業利益率を見てみます。

30年3月期は、円安に伴う輸入原材料の調達コスト増などで若干の下振れはありますが、5%前後であることから、これもまた妥当であるといえるのではないでしょうか。

ヨネックス売上高営業利益率推移売上高営業利益率推移(出典:ヨネックスIR)

 

最後に、財務体質の指標の一つとしての、自己資本比率を見てみます。

これもまた、75%前後と、結構高い水準にあるといえますね。

ヨネックス自己資本比率推移自己資本比率推移(出典:ヨネックスIR)

 

このように、ヨネックスの経営・財務状況はまずまず順調なものとして考えることができるのではないかと思われます。

 

ヨネックスの配当利回りと株主優待

Mさん
Mさん
配当・株主優待利率を分析します。
長期保有であるならまずまずの利率ではないかと考えることができます。

現時点でヨネックスの配当は一株当たり5円。

配当利回りは、おおよそ0.7%程度です。

これやや低いかな、と思われますね。

株主優待は400株以上で、3,000円相当(保有期間3年以上で6,000円相当)の自社製品です。

株主優待利率は1%程度ですね。

ただし、3年以上持っていると倍になります!

ここから考えると、長期で保有していると、今の水準であれば3%程度の配当・株主優待利率なりますから、まずまずの利率と考えてもいいのかな、という感じですね。

ここ5年の株価動向は次のチャートの通りです。

ヨネックス株価推移(5年)株価推移(5年)(出典:ヤフーファイナンス)

この先の株価動向は、どうなるかわかりません。

ヨネックスがいくら良い経営を続けようと、景気全体が悪くなってくれば、株価にも響いてくると思います。

しかしながら、長期投資とすれば、当然のことながら以下の公式が当てはまります。

株価が安くなった時は、優良株をたくさん仕込むチャンス。

株価が安くなれば、配当・優待利回りは高まります。

もし、ヨネックスのファンであって、特に株主優待の中身(スポーツ用品)などが好きであるならば、配当・優待利回りから考えても、結構いい投資先ではないか、ということが言えますね。

 

まとめ:ヨネックスの長期投資戦略は優秀。長期投資先としても一考できる!

大阪なおみ選手、改めてすごい選手ですよね。

しかし、そこに目を付けてきっちりとジュニアの時代からサポートしてきたヨネックスは、企業としての長期戦略の目利きとしても非常に優秀ではないかということが言えます。

また、投資先としても経営・財務状況、そして配当・株主優待利回りの観点からも、結構考えられる投資先ではないかとも思われます。

私たちがまねできるポイントとしては、ヨネックスが長期で大阪なおみ選手を支援してきたのと同様のことができるのではないでしょうか。

つまり、一度決めたら、長期にわたって保有し、時機を見て淡々と買い増す。

まさに、長期投資としての見本のような感じですね。

あなたによりよい未来が訪れますように!

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